指導法

授業効率化のヒント

クレームは改善のヒント
 生徒の保護者から電話がありました。
 どうも納得できないことがあるらしいのです。

話があるから、今からこっちまできてくれないか

おぉ、なんとも恐ろしい。しかし素直に従うことにしました。

 歩いて移動したのですが、その最中も電話で話し続けています。

だからな、なんでその日に練習したプリントを採点してあげないんだ。

私だってどんな点数だったか見たいし、子どもだってそうだ。

そろばん先生
そろばん先生

そうですね、確かにすぐに結果を知りたくなりますよね。

しかし限られた時間内で効果を上げるためには、それ相応の練習メニューをこなさなくてはいけません。

交換採点させる時間があるならば、もっとその子のためになる時間の使い方があると考えています。

そうだとしたら、先生がマルつけしてあげればいいだろう。

それともマルつけは先生の仕事じゃないって言うのか?

そろばん先生
そろばん先生

いえいえ、そんなことはありません。

当然我々もマルつけをしますが、指導・監督が優先される場合が多いということです。

何を言っとるんだ。全て仕事のうちじゃろ。

全部しっかりやってもらわないとねぇ。

ネタバレですが、これは今日の夢の話です
 長々と話しているうちに約束した場所に到着します。そこはパチンコ屋の中でした。スピリチュアルな話になってしまいますが、不思議な力に包まれた途端に雑音が消え、そこだけ会話がしっかりと聞こえるのです。
そろばん先生
そろばん先生

いろいろとご意見ありがとうございました。

ご要望にお応えできるところがあるかもしれませんので、至急帰って検討させていただき、明日中にはご回答いたします。

いやいや、ゆっくりで構わんよ。

なるほどなぁ。いろいろ理由があるのなら仕方ないのぉ。

まぁ孫の成長をじっくり見守るよ。

そろばん先生
そろばん先生

お父さんじゃなくておじいちゃんだったの!?

しゃべり方が少し古風だと思ったんだよなぁ。ヒントはくれていたのに…気付かなかったことが悔しい…そんなどうでもよい後悔とともに夢から覚めるのです。

目覚めた瞬間に(人生ではじめて)両足を同時につるという経験をしました。調べたら筋肉の衰えと代謝の悪さ、アルコール摂取等が関係しているようですが、作り話感がハンパなくても実際そうなんだから仕方ない、書いちゃおうと思う要因となりました。はい、完全な余談です。失礼しました。
授業の効率化
 少ない授業日数で上達を望むのであれば交換採点はオススメしません。1時間授業なら、その1/4を捨てることになります。これは非常に大きな割合ですね。その時間は苦手克服に使っても良いし、読上で元気に楽しく過ごすのも悪くありません。ゲーム的な要素を入れて競わせるのもいいでしょう。
 とにかく時間の使い方は工夫していかなくてはいけません。
 指導者が採点することについてですが、生徒数が少ないうちは良いと思います。ただし、現場責任者は顔を上げている状態が望ましく、常に生徒の様子を観察するように努めるべきです。採点と指示だけならバイトでもできます。毎日一生懸命やっているのに成果が出ない時は、やらなくて良いことまで手をつけているだけではないかと疑ってください。
 毎日授業を行っている教室では交換採点をしないと、授業後のマルつけだけで相当な時間を費やさなくてはいけなくなります。各教室で状況は異なると思いますが、定期的なチェックがあれば良いのかもしれませんね。
採点は大事なお仕事です
 それでは指導者は採点をするべきでないのかと言えば、全く違います。採点をしなければ、生徒の間違うポイントや次回以降に指導すべき内容が見えてきません。上手にしてあげるためには「どうして間違えたのか」をしっかり分析する時間を作る必要があります。
 それを授業中に瞬時に見つけ出せる能力の高い人は別ですが、並の能力ならば時間をかけてじっくり向き合わなくてはいけません。
 マル付けはバイトにこそやらせたい雑務というイメージですが、私が修行させていただいた教室では、「これが一番大事な仕事だから」といって回収したプリントは一切採点させてもらえませんでした。超一流の人からそう言われたら自分の教室の分は自分で採点したいと思いませんか?
夢への回答
 ①採点は交換する場合もあるし、先生がつける場合もあるし、回収する場合もある
 授業の進め方について自分なりにしっかりと考えがあってやっているのであれば、堂々と主張するべきですね。ただしどれだけ考え抜いた結果であっても「絶対に正しい」ということはないので耳を傾ける意識は持っていたいものです。
 ②話せばわかる
 夢にしてはかなり長い間やりとりをしていました。しかし最終的には和解して、お互いに相手を尊重する形で終結します。そう、ちゃんと話せばわかってもらえるんです。だからこそ、自分の考えや塾の方針を伝える「塾報」や「HP」「SNS」「ブログ」等で情報発信することは大切ですし、日頃から生徒たちと十分にコミュニケーションをとっておくことも大事なことだと思います。

 

次回も授業の効率化について、もう少し書き進める予定です。