そろばん先生日誌

東北大会無事閉会

東北七県珠算競技大会(宮城大会)が無事閉幕しました。

東北各地から約270名の強豪が終結し、火花散る熱戦を繰り広げてくれました。たぶん。

そう、私は競技の様子を全く見ていません。
だから分からないんです。どうだったのでしょうか。みんな頑張っていたのでしょうか。
飽きてしまって遊んだり、音をたてたり、姿勢が悪くなったり、あくびを連発しているようなことになってなかったでしょうか。

後日、みんなから話を聞くのを楽しみにしていますね。

さて、裏方はというと、採点チームは順調に仕事をこなし、私たち成績集計チームも限りなくベストな速度で処理していき、これ以上ないくらいの進み具合でした。

しかし、あまりに忙しすぎるスケジュールに後半はパニック状態が続き、120%でも追いつけないような有様。会場で進行がスムーズに見えたのであれば、司会&運営側が上手にまわしてくれたおかげだと思います。逆に違和感を覚えたのであれば、完全に裏方のせいです。

それでもベストを尽くしたことに変わりないので許してください。あれが精一杯。

 

結果はというと、2人を除き、さとう珠算塾の生徒も含めその他7名が予選と比べて点数アップという一番の目標を達成してくれました!頑張りましたね!!
一番点数を伸ばした子が95点、1ヶ月と考えると脅威的。見えないベスト賞です。

興味深いことに、点数を下げてしまった子の1人が今回の大会期間中に一番がんばってくれていた子だったので、唯一そこだけが残念です。神様は気まぐれでイジワルなのかもしれませんね。
ここで踏ん張れるともっと大きなことが良い形で返ってくる気がしてなりませんので、足腰に力を込めて乗り切ろう!この数ヶ月はがんばって様子を見守れてうれしかったです。
とはいえ、種目別で入賞できたことはとっっっても素晴らしいこと!!家族や友達に「そろばんの東北大会でサクッと入賞してきた✧ド(*,,ÒㅅÓ,,)ャ✧」と自慢してください。

 

今回は個人総合競技では残念ながら入賞なし。

読上暗算競技は1人が3位入賞。小4以下の部で小2が入賞と思うと凄さ倍増です。

フラッシュ暗算競技は2人が3位入賞。
そうそう、今回は優勝1名・2位3名・3位6名の計10名、東北のベスト10を決める大会なので同位が複数人いる場合があります。本当は1位~10位でもいいんですが、同点が多いそろばんならではの独自ルールなのでご理解ください。

そして読上算競技で1人が3位入賞。私の記憶では、ウチの生徒で七県大会の読上算入賞はたぶんいません。エース初の快挙かも!?そういった意味でも、読上の下手な先生のところに通っていても入賞できるという前例を作ってくれてうれしいです。みんな、後に続け~!

 

せっかく他県の先生がたくさん仙台にきてくれたのでもっとゆっくり話をしたかったのですが、私に余裕がなくてそれも叶いませんでした。次回こそは近況を語り合いたいですね。

しかし、明日が休みで良かったー!疲れたー!

ゆっくり休んで、また次に向けて生徒と一緒に頑張りたいと思います。

 

保護者の皆様も応援ありがとうございました。
今日のような大きな大会は入賞こそ難しいですが、この経験を通すことでしか次のステップに進めません。負けたことで課題がハッキリし、結果を見せつけられたことで想像と現実のギャップを知ることができます。それに、勝ち負け以上の大事な気付きも得られたはずです。

仲間の有難みやライバルの必要性、今以上の努力と継続することの重要さ、適正な目標設定、そして家族の存在の大きさ、それぞれに思うところはあるでしょう。

貴重な経験を通して、自分なりに葛藤をし、そこを乗り越えて次にどんな行動や考え方をするかが楽しみなところです。今回参加した生徒の多くは次の目標が10月の県大会になると思います。今日がんばった労いと、次に向けた暖かい後押しをお願いします。

 

さぁ、次いってみよー!!