先生用

練習効率を最大化させるシンプルな方法

皆さん、ショートケーキは好きですか?

では想像してください。最後の仕上げに大きなイチゴがのっかるところを。

おいしそうですねぇ。

ではたくさん作りましょう!

練習効率はケーキ作りなり

あなたはケーキ職人見習いです。

最後のイチゴをのせるところだけを任されています。

がんばって上手になりましょう!

そしていつかポイップクリーム担当に…

あなたは慎重に、真ん中めがけて、めっちゃいい角度でイチゴを投入していきます。

そうですね、だいたい1個につき4秒程度でしょうか。

がんばれ、がんばれ。

 

ん、隣をみると、先輩がホールケーキの仕上げをしています。

両手でサラサラっとたくさんのイチゴをのせていますよ。

1個にかかる時間は同じ4秒程度。でもイチゴの数は8倍(8個)です!

すごいですね。

これからはこの先輩を「イチゴのせ名人」と呼びましょう!

 

イチゴの道はそろばんに通ずる

そろばんの練習時間は60分間です。

ケーキ職人見習いのあなたにとってはショートケーキ900個分の練習時間ですね。(3600秒÷4秒=900個)

一方で、教室での同じ60分間の練習でも、ショートケーキ7200個分の練習をしている人がいるのです。

そう、「イチゴのせ名人」ですね!

 

同じ時間を過ごしているようで、中身が全く異なるという事実を見過ごしてはいけません。

一生懸命取り組んでいる様子は同じ気がするのですが、同じような気がするだけで錯覚です。

この1年間の過ごし方で、次の1年間の内容が大きく変わってきます。

簡単に言ってしまえば、早く上達した方が 得をする!ってことです。

鉄は熱いうちに、ケーキは冷たいうちに

ゆっくりしていると、そのものの良さが失われてしまいます。

あったかくなって、生クリームが溶けているショートケーキ、嫌ですよね。

半生クリーム、まずそうです。

 

そろばんでも、慣らし運転が済んだら法定速度いっぱいで走り続けましょう 🚙=

10級までは一気にいけます。そこまではしっかり応援しよう!

そこで少しアイドリング(九九を覚える、かけ算・わり算のやり方を覚える等)したら、ギアを上げて6級まで一気!🚙==

ここまでくれば、1時間でショートケーキ2000個ぐらい作れるでしょう。

見習い卒業ですね!

最後に

段位レベルになれば、同じ時間で

こんな凄いケーキも作れるようになるし、

カットしたり、トッピングしたりもできるようになるってことですね。

注)正確には、そろばんを練習してもケーキは作れるようにはなりません

 

今回はモンブラン派の人は響かなかったかもしれませんね。

でも、じっくりくりかえすだけでびっくりクリアがでくり(きる)よ。

モンブラン派のためにトッピングで栗を5つほど散りばめておきました・・・

それではまたっ‥…━━━ΣΣΣ≡ヘ(*-ω-)ノ ニゲロォ