そろばん先生日誌

明日は予選会

今日で七県予選参加者の特別練習日程一切が終了

<参加する皆さん、1ヶ月間しっかり弾いてくれてありがとう!>

明日はいよいよ東北大会の県予選です。入賞を目指して頑張ることはもちろんですが、今回の参加を実力アップの機会として活用することをメインとして考えている子もいましたし、内容はよく分からないけどとにかく挑戦だ!という子もいる中で、けっこう足並みを揃えてがんばれた気がします。

<忙しい人も遠くに住んでいる人も気が載らなかった人も、みんな参加してくれてありがとう!>

目標は人それぞれでしたが、「今4分で計った点数を、1ヶ月後に3分でとれるようにしよう」とか「□くんに少しでも近づこう」とか「この種目だけは□点まで伸ばそう」とか、具体的なものから抽象的なものまで様々な課題をもって各々ががんばってくれました。

特に今回は①教室間の垣根を取り払って3つの教室の生徒が一緒に練習する環境だったこと②他団体と行ったオンライン練習会で互いに刺激し合えたこと、も特筆すべき素晴らしい経験でした。

でもみんなは大会どころじゃないのかも!?

久しぶりの競技大会

去年、今年と、競技会と名のつくものは軒並み中止になってきました。久しぶりの、そう、待望の競技大会です。

ただし、このコロナ禍で仕方ない事とはいえ、総合競技を計って後日結果を知るだけの味気ないものになってしまいました。

人が集まる場所に行くことには抵抗があるでしょうし、日常的にストレスを感じている中での挑戦は、これまで以上にしんどい気持ちがあったことと思います。

開催する側にとっても大会開催は配慮すべき点が多く、状況が読めない中での計画や準備においては苦労が絶えなかったであろうことも想像に難くありません。

だからこそ、多少味気ないものであろうとなんだろうと、大きな一歩に違いないと思います。

教室の立場からしてみれば、どちらに向けても大会をやってくれてありがとう!という言葉に尽きます。

<参加者は少なかった…>

今回の県予選会は例年になく参加者が少なかったです。

これはとても残念なことですが、コロナ禍で思うように練習ができなかった人が大半でしょうし、力を伸ばせなかった分、余計に参加するところまで気持ちを持っていけなった人が数多くいたことと思います。

とは言え、定員よりも多くのエントリーがあったことは確かですが、例年よりも競争率はグッと低くなっています。恐らく入賞点数も(特に1部と3部は)相当下がると容易に想像できます。

<東北大会に出れたら自慢して良し!>

七県大会の本戦に出れるなんて一生ものの勲章です。

「俺、□年生の時にさ、そろばんで東北大会に県代表として出場したんだぜぇ~( ・´ー・`)ドヤ」と確実に自慢できるエピソードになります。

今回入賞しやすいのはラッキーというよりも、難しい状況でも参加を表明した熱意が運を手繰り寄せたというべきですね。

<秘密にし損ねる>

今日の練習会に参加した人には参加者名簿の中身を見せました。

※前もって見せると油断から練習に身が入らないと思って控えてたんですよねぇ~。まぁまぁの参加者がいる2部の人にとってはとばっちりでした。ごめんねっ(>_<)

今回のようなレアケースの場合は最後まで秘密にしておくかどうか迷いましたが、会場で浮かれるよりは事前にテンション上げてもらった方がいいと判断。当日はしっかり落ち着いて取り組んでもらえればと思います。

<さぁ、緊張する一発勝負の場で勝負!>

参加者が少ないことは先程述べましたが、実はウチの教室が最も参加者が多かったのも驚きでした。※ちなみに8名です

それだけそろばんに集中して取り組めない状況は県全域に広がっているということでしょう。みんな大変なんだな、競技どころではないのかもしれないな、と心配したりしてますが、まずは参加者の健闘を祈るのみです。

明日は現場に行けません。みんなが普段通りの力を発揮してくれることをただただ願っています。

<県予選突破を果たすのは…>

順位だけが全てではありませんが、きちんと順位を決めて勝ち負けを出すのが競技大会の重要な役割であり皆の大きな目標になる訳です。

さぁ、県予選を突破できるのは誰でしょうか。ウチの教室から、4人は本戦に行ってくれよ!と本気で思ってる。欲を言えば5人いけるかも、いやいや6人目の子もかなり点数を伸ばしたしチャンスありだ。それを言ったら7人目の子もそんなに点数は変わらないじゃないか。いや待てよ、もしかするとメチャクチャ入賞点数が下がって8人目の子も…欲張りでしょうか。いやいや、8人全員通ってくれと願わない方がおかしい!

みんなガンバレ!気持ちで負けるな!たくさんやったから大丈夫!いつも通り、夢中で弾こう!

みんなが読んでなくても、書くことで気持ちが伝わる事を願って。