そろばん先生日誌

あっという間に1ヶ月

新年がスタートしたなぁと思っていたら、あっという間に月末です。
時間って油断をすると、雪のようにあっという間に溶けていきますね。

最近になってinstagramを始めたそろばんの先生をチラホラ見かけます。たぶん全珠連本部の会議か何かで話題になったのでしょうか。(いい意味でも悪い意味でも)古い慣習を頑なに守り続けてきた団体(及び個人)が、時代に合わせた方法を模索している(ように見える)ことはとても意義のあることだと思います。特にT理事の珠算に関係あるようなないような何気ない日常を発信しているのは個人的に面白く拝見させていただいています。

昨日たまたま見たYoutubeで、jazzで世界王者になった人が「jazzが流行らない」理由として、本当に一流じゃないプロがたくさんいて、その多くがお客さんより自分のこだわりを優先させていて、音楽が人様に生かされていることに気が付いていない、というようなことを挙げていました。

一時期大きなブームがあって、そこからブームが去ってファンも減っていって、大量のジャズクラブと大量のジャズミュージシャンが残って、儲けたかったらジャズをやるものじゃない、分かるヤツにしか分からない音楽なんだ、という言い訳を言い出す。

これって、淘汰されつつある今のそろばん界と似ているかもしれないなぁ、と感じるのは私だけでしょうか。指導者の高齢化やコロナの長期化もあるでしょうが、時代の変化の早さについていけず、守るべきものに囚われすぎて受け入れてもらえなくなっている現状が重なります。

先程のYoutubeでの話で、山下達郎さんが「僕が生きている限りクリスマスイブを歌い続ける」と宣言しているというエピソードから、「自分が飽きたかどうかで判断はしない、お客さんが飽きれば変化すればいいけどそれまでは続けていく、人と向き合うこと・外に目を向けることが如何に重要か」というようなことを語ってくれていました。

そろばんも「分かる人には分かる」ではなく「丁寧に伝えていって分かってもらう」、それも今時の方法で!となると一部の珠算界でプチインスタブームが起きていることはうれしいことですね。ウチもどんどん発信活動していきます。

ミートたけしさんのyoutubeのチャンネル登録とグッドボタンを押した私が次にやるべきことは、そう、真摯に仕事と向き合うことですね。

今日は全珠連の検定試験があるので良い結果を祈りつつ、中学生のテスト対策勉強会を見守ります。

さぁがんばろう!