昨日――厳密に言えばこの記事を書き上げたのはその2週間後なのですが――コミセンで行っていたそろばん教室を閉めました。
たくさんのお手紙やプレゼントをいただき、生徒と一緒の写真もいっぱい残してもらって、とても感慨深い瞬間となりましたが、今日は昔や最近のいろいろなことを思い出しながら荷物の整理をしています。
そんな時、ふと思ったのです。「あぁ、たぶん今後はコミセンや集会所で授業をすることはなくなるのかもしれないなぁ」と。
最初に自分で持った教室は古城教室。コミュニティセンターを借りて運営していました。
次に始めたのは富沢南教室。ここは集会所をお借りしていました。
暫く経ってからオープンした泉崎教室はテナントを借りていますが、その後すぐにできた長町南教室はコミュニティセンターをお借りしています。
20年という月日、ほぼ私の指導歴と同じ時間を、私はコミュニティセンターや集会所と共に歩んできました。
大きな教室や立派な設備を持つスクールよりも、きっと多くの先生方にとって、この「限られた環境での戦い方」の方が参考にしていただけるのではないか――。
そんな思いを込めて、20年分の相棒たち(荷物)をチェックしてみたいと思います。
でっかいリュックに手提げのトートバッグのみ
右のリュックの容量は30Lで、ほとんどのプリント類を収納できました。
左のトートバッグは配線類がメインで、割と余裕があります。
リュック
ちなみに、右のリュックはうんざりするほど重いです。紙とパソコンがメインなので仕方ありませんが、よくぞ丸8年間も壊れずにいてくれました。
読上げの本が上に載っているのでよけるとこんな感じ。
最後の授業時の様子なのでいつもよりパンパンではありませんが、それでも肩にはずっしり。中身を並べてみましょう。
写真では分かりづらいので全て箇条書きでまとめます。
左側。上から①ノートパソコン(入退室メール・成績管理用)
②テスト用プリントが入ったファイル。補助教材も。
③桁別プリントファイル。かけ・わり・みとりの苦手だけを集中練習する時に使います。
真ん中。上から④ノートパソコン2台(フラッシュ暗算用)。全珠連のアプリを使っています。
⑤モバイルモニター(ノートパソコンの画面をミラーリングしておく用)
⑥L字に置かれた小物は、封筒、大人用マスク・ポケットティッシュ、子ども用マスク・タイマー2つ、電池、塾発行のポイントカード、塾発行のシルバーカードとゴールドカード、おつり用小袋、絆創膏。
⑦ファイルは5つ。(1)途中の練習プリント(2)解答全部(3)解答第1回のみ(4)13桁読上やカレンダー等のなんでもファイル(5)先生用解答集
⑧読上暗算用の問題集
右側。上から⑨暗算プリントファイル
⑩珠算プリントファイル
⑪アバカスサーキットやオリジナルプリントファイル
紙類だけ重ねてもけっこうなボリュームになります。
【先生の知恵:プリントを減らす工夫】
実はこれだけの大荷物でも、プリントを減らす工夫を凝らしています。 級ごとのプリント回数をすべて揃え、どの級を練習していても解答が1枚の紙で済むようにしているのです。これを1週間ごとに変更し、1ヶ月で4種類。
今日は全員第1回、来週は第2回、そうすることでコチラの採点時間が短くなります(答えを探すのも大変なんです💧)し、荷物⑦(3)のように、解答が1種類で済めば生徒たちもスムーズに交換採点等を行うことができます。
ちなみにウチの教室では、このプリントで合格点を取ったら市販のプリントでチェックテストをして、それも合格点であれば進級するという流れにしています。同じプリントをやらせ続けることに疑問を持たれる方もいるかもしれませんが、そのやり方でこそ発見できることもあるし、足りないところはいくらでも工夫して補うことができると思いますよ。
トートバッグ
早速ですが、中身をドンっ!
コード類、ティッシュ類、テンキーとそろばん2つ(200円と800円)、あとは筆箱ですね。左上のでっかい機械はQRコードを読み取るためのものです。wifiルーターとかは使っていなくて、スマホのテザリングで対応していました。
コミセンの机はけっこう汚れていることがあるので、除菌ウェットティッシュは必需品です。テンキー2つはフラッシュ用、もう1つは退室時にジャンケンが起動するのでそれ用です。
二人乗りのバイクでも運べました
この荷物、車ではなくてバイクで運んでました。しかも奥さんを後ろに乗せて。さらには奥さん用の荷物(初歩学習者用プリント類)も別に載せて。雨の日も、風の強い日も、なんとかなりましたから、ほとんどの先生方もきっと大丈夫でしょう。
この道具類はほぼ全てが捨てられるか何年もしまわれ続けるかになると思います。
欲しい人がいたらあげてもいいけど、全部が活躍しすぎてボロボロなので、静かに眠りにつかせてあげた方がお互い幸せかもしれませんね。
という訳で、集会所で教室をやっている先生以外には全く刺さらないであろう思い出紹介でした。
断捨離するときに写真で残してサヨナラするという方法がありますが、それに近い気持ちで今年度はありのままの飾らない発信もしていこうと思っています。ヒマな人はサムネがない記事も見てね~