そろばん先生日誌

探しもの

そろばん教室をはじめてずーっとコミセンと集会所で教えてきましたが、テナントを構えて6年目。非常に居心地が良くて落ち着きます。

そろばん教室って経済規模が小さくて、なおかつ資本力のない個人がやっている場合が多いからテナントは難しい。そりゃはじめは大変でしたけどね、けっこうな額を借金して、生徒は全然集まらなくて、ちょっといい感じかと思ったらコロナが流行りだして、廃業かなと思ったけどなんとかなって今に至る。

集会所で週に4日やるのは難しい。当時は2ヶ所で週に2日ずつ。あとは自宅で2日。途中から土曜の午前も借りることができて週に3日の教室をやれたのはラッキーでしたね。でも基本2日じゃ限界があるし、夏期講習や日曜練習会なんかも開催できない。先生の指導力も当然あるんでしょうが、生徒がたくさん練習できる環境を用意してあげられるかどうかも教室の力だと思う。だからちゃんとやりたかったらどうしてもテナントを借りなくちゃいけない。

だから若い先生こそ早くに自分の城を築いて欲しいし、二世が多い珠算界はできるだけ早く親から離れられる環境を作るべきだと思う。ウチは兄弟で教室をやっていた時期もあるけれど、できうる限り早く分かれたつもりだし、誰にも干渉されずに意思決定ができることは、失敗しない安全な環境よりも価値が高いし早く良い先生になれるとも思う。

残念なことに私はあまり良い先生ではないので、ずーっとパッとしない教室でした。でも週2日を週3日してそこそこ周りの教室に意識してもらえる教室になった。週に4日教室を開けるようになって、さらに生徒たちの成績は安定した。先生がポンコツでも、環境さえ整えればなんとかなるものです。

駐車場もろくろくないような小さな教室に、保護者が苦心しながら協力してくれて、いろいろなところから通ってくれています。本当にありがたいことです。

今日は日曜日でお休み。奥さんとワンちゃんはワンコイベントへ早朝からお出かけ。私は1人自由になったので教室へ。ゆっくりやりたい作業だけ黙々と進めていく。最近ハマっているFalling in Reverseをかけながら、気分良くやって2時間あっという間。ちなみに私は気に入ると同じ曲を何十回も繰り返し聞く習性があり、近くに誰かいるとノイローゼになってしまうので1人の時だけの贅沢なんです。

一段落したので新しい曲を物色。友達にオススメされたbaby metalを勉強してみるが、踏み込んでいいジャンルか迷う。メタルを極めた先に到達する楽園らしい。でも先生でいるうちはちょっと止めておこうと距離を置き、昔聞いていた曲を探しはじめる。そう、あれが聞きたいんだよな、メロディーは思い出せるけど曲名が出ない。イヤァーーーー!!!!で始まるんだよなぁ。バンド名も出ない。昔ブログに書いたような気もするが探しても見つからない。

googleで「シャウトからはじまるメタル曲」を検索して、ようやく「All That Remains」の「This Calling」にたどり着く。そうそう、俺が聞きたかったのはコレ!忘れないようにブログに残しておこうと思って、ずいぶん長い寄り道になってしまった(^^;

まぁ、ゴリゴリのメタル好きの先生ってのも生徒だったらちょっと嫌かもなぁ。でも長髪にして黒革のジャケットを着始めるまでは許してもらおうか。

さぁ、コレのミックスリストを再生して、もうひと頑張りかなー