仙台市では9日に各区文化センター、市民センター、コミュニティ・センター、8カ所の老人福祉センター、陸上競技場などのスポーツ施設26カ所、市立図書館7カ所などを5月10日まで休館すると発表しました。
宮城県としても同様の措置をとるようです。
ウチはコミセンを借りて教室を2ヶ所やっています。1ヶ所からは『明日から閉めます』と連絡をもらいましたし、ウチ以外でも同様の形で運営できなくなるところもたくさんあることでしょう。
さて、そろばん教室はどのくらい生き残れるか?テナント料、人件費、生活費、いくら融資を受けても借金はいつか返すもの。再開時は確実に減収になっている状態な上に月々の返済が加わる。
1ヶ月程度では好転しない長期戦になることは確実なので、体力がどれだけ持つかの勝負。しかし高齢の先生は危なくて仕事に復帰できないだろうとも思う。
助けたくてもこちらも危うい。どうか命を大事に頑張りすぎないで、と願うばかりです。そろばん界は本当に高齢の方が多いんです。でも行政に救ってもらえるような職種ではありません。損得勘定ではなく自分の信念で続けている方も多い。だから自分の力で何とかしたくなる。でも子ども以上に高齢者は引きこもる必要があるし、同居している場合も細心の注意をしなくてはなりません。
子どももコロナになります。ただ、罹患しても症状が非常に出づらいだけ。だから実は授業をやることは生徒以上に高齢の先生が危ない。だからくれぐれも無理はせずしっかり対策を行ってもらいたいものです。
手洗い、うがい、距離を保って、換気して、手の触れるところはこまめに消毒。
最近は手作りマスクの生徒も増えてきました。ちゃんと隙間がないようになってるし立体形成されているものもあり、色柄も様々でけっこうカッコイイ。私も手持ちのマスクが尽きるのは時間の問題ですが、皆さんのように創意工夫で乗り切りたいと思います。
1ヶ月の急な休み、時間ができた私はどうしましょう。他の教室の手伝いに行くのも良いでしょうし、家庭学習用のページを作っている最中なので早期に完成させるのも良いでしょう。
まずはやれることをやって、少しでも確実に前進していきたいものです。
たくさんの有名人が情報を発信していますし、専門家などの正確性が高いと思われた意見が今になってひっくり返ったりして、未だに真偽を見極めるのは難しい状況です。
最近ではヒカルのyoutube動画の中でひろゆき氏が話してた内容が、恐らく端的に事実を伝えていると思いましたが皆さんはどう思われるでしょうか。
そうそう、全珠連宮城県支部の仙台地区では8ヶ所に試験会場を分けて段位検定を実施することにしたようです。私の教室も試験会場として皆さんに利用してもらうことになりました。
本当に何もできなくなってきてますし、目標を持って何かに取り組めることは今のこの状況においては救いになる人もいるかもしれません。
緊急事態とはいえ、自分の教室で段位検定を行うのは初めてなので、しっかりと準備して臨みたいと思います。