朝型 or 夜型
あなたは朝型ですか?夜型ですか?
よく分からない人は大事な用事をいつすることが多いかで判断できます。学校の宿題、大好きな本を読むこと、部屋の片付け、なんでもいいです。いつやっていますか?
実際は夜が多いと思います。
なぜなら、朝は8時にもなれば学校に行かなければならず、時間が限られているように感じ、夜は無限に時間が続くような錯覚をしがちなためです。どのくらい時間がかかるか分からないものは、自由度の高い方を選択することは一見賢明に思えます。登校時間は自分では変えられませんが、布団に入る時間は自由に変えられるということです。
では、朝型と夜型、どちらが良い習慣だと思いますか?この質問には「朝型」と答える方が多いと思いますが、実はそうも言い切れないのです。諸説あるので断言はできませんが、専門家の意見も分かれるくらい物事は単純ではありません。
※興味のある方はネットで検索してみてください。いろいろ面白い記事をたくさん見ることができると思います。
学生は朝型がオススメ
どちらも一長一短ということなのですが、小・中学生の時と限定すると朝型が良いということになります。
では、朝型は何がよいのでしょうか?
朝
夜
しっかり充電した(休んだ)後でエネルギー満タン!パワフルにたくさんの作業をこなせる
脳ミソがフル回転した後で、いつ充電が切れるか分からない状態。脳が疲れていると効率の悪い作業しかできない
睡眠によってリセットされるため気持ちを切り替えやすい
日中の悪い流れを引きずってしまいがち
非常に生産性が高く、夜の3倍の効率と言われいる。新しい発想が生まれる、思考力が上がって難題もなんなく解決できる、などメリット多数
疲れにより能力(判断力)低下。ルーティンワーク等の作業をこなすことに向いている
早朝は特に環境が優れている。友達からの連絡や、テレビ、家族からの雑音など、思考の妨げになる誘惑が少ないため、物事に集中できる可能性が高い
誘惑が多く、自己管理がしっかりできない人は時間を確保することすら難しくなる
起きられないと時間が作れない
ほとんどの人が時間を作れる
また、時間制限のある方がより集中力を高めることが分かっています。7時までに終わらせないと身支度や食事が終わらず学校に遅刻すると分かっていれば、間に合うように調整するはずです。
時間があれば100%の仕事ができたのに、と思われる方もいるかもしれませんが、決められた時間内で80%の事を2つする方が遥かに重要です。そういう訓練を今のうちから習慣にしておきましょう。もしそれが終わっても尚時間があるようなら100%に近づけようとする努力をしてください。それはとても尊いことです。
ただし繰り返しますが、効率よく行うためには朝型は非常に有効であることは間違いありません。
しかしながら、その日にするべきことをせずに翌日にまわして寝坊でもしたとあれば大変です。ご飯も食べずに、必死に短い時間で宿題をこなすのはかなり辛い作業ですよね。それでも終わらず先生に怒られでもしたら踏んだり蹴ったり、泣きたくなります。(脳科学的には、子どもの成長のためには例え学校に遅刻しても朝ごはんはしっかり食べた方が良いと言われいますが…)
それではリスクを取らない朝習慣はなんでしょうか。ずばり「そろばん」です。15分という短時間で十分効果的な練習が行えますし、やれば脳力が全開になり一日をポジティブにスタートできます。只今当塾一押しの練習方法「そろばんトレーニング」がオススメです。
今は「宿題」という形で自宅練習を行っていただいていますが、これさえやれば他は必要ない、と言えるくらい完成された練習法です。
そろばん練習が朝の習慣になれば、宿題や趣味の時間を朝に移行するよう仕向けてみるのも良いかと思います。それでも時間が余れば、ご褒美に録画したテレビやゲームに充てるのもひとつかもしれません。なにせ時間が限られているので、ダラダラ惰性に任せられないことがプラスに働きます。
まずは朝のソロバンタイムに挑戦してください。