強化チーム
最近はそろばんの競技会が軒並み中止になり、モチベーションを保てない生徒が多く見受けられました。そこそこがんばっているからいいや、こんな状態だから仕方ない、やりたくてもやれないんだ、なんて声が聞こえてきそうです。
競技会は各々の力を最大限引き出すための機会として非常に有用で、一定以上の力をつけることができた人たち全員に挑戦してほしい、魅力のあるイベントでもあります。
しかし、その乗り越えていくべき壁はどれも高く、1人では難しいものばかりです。
1人では難しい、でも仲間がいればその可能性は数倍に跳ね上がります。
たくさんの葛藤や喜びの中で、技術を伸ばし、心を豊かにし、大きく成長していってもらいたいとずっと思っていました。
でも、その全てが中止。目標にすることもできない。いつ再開されるかもわからない。
だからといって、何もしないわけにはいきません。
一緒に練習するところから始めましょう。
ただし、席も限られていますし、制限なく募集するわけにはいかないので、高い目標を共有できる人のみの限定募集となります。
詳細を下記にて説明しますが、やる気のある子は全て受け入れようと思います。
『ちょっとキツイけど、みんなで楽しんで上達する』というコンセプトで、向上し合える仲間と限られた時間を共に過ごしてみませんか?
前提条件
①月に2回、日曜日に練習にこれますか?
少なくとも、2時間30分はやりますよ。大会直前は5時間です。大丈夫?
②平日に延長で練習しても集中力を保てますか?
通常練習を1コマやった後に、さらに激しく1時間20分練習することになります。
上達するのに、ラクをする方法はありません。
でも、「楽」しいの「ラク」はあるかもしれませんが。
①と②がクリアできる人は下記を読み進めてください。
あなたにとって、たくさんのことが好転するきっかけになるかもしれません。
3ヶ月更新
目標がバラバラでは、一緒に練習していても高め合うことは難しいです。
この「強化チーム」は3ヶ月毎に目標点を定めて、それに向けて可能な限りの練習を行っていきます。
10月~12月
①仙台そろばん競技大会
②東北カップ
共通:宮城そろばんコンテスト
第2期(1月~3月)
①ACEカップ
②All Japan Soroban Championship
共通:スーパーコンクール
第3期(4月~6月)
共通:東北七県大会県予選
第4期(7月~9月)
①ラボリンピック
②全日本通信珠算競技大会
共通:スーパーコンクール
内容
・月に2回の日曜特訓
泉崎教室:第1・第3日曜日(又は第2・第4日曜日) 上限14名
・平日4回の特別練習
泉崎教室:毎週水曜日 午後6時40分~8時00分 2名~10名
※富沢南教室でも希望者が3名以上いれば実施します。毎週月曜日 午後6時40分~8時00分、塾長が直接指導にいきます
※日曜特訓は月に1回の場合もあります。平日練習も3~5回と月によりバラつきがあります。詳しくはホームページにてスケジュールカレンダーをご覧ください
費用
1期(3ヶ月)あたり5,000円+大会参加費用です。
1月あたり1,666円で、特訓チケット700円×6回分の練習が行えるのでお得です(まとめ買いでも545円×6回なので半額程度です)。
早期申込特典として、申込を行うと9月中は日曜特訓と指定の平日4回にも自由に参加することができます。
最も大事な参加条件
強化チームの一員として練習に参加する条件は1つです。
『もっと上手になりたいと強く願っているかどうか』
確認したいことはこれだけです。
他はこの1点と比べれば大した問題ではないので大丈夫です。
一応逆説的に補足すると、上手になりたいと強く願う人は日曜日も練習に来ます。
平日練習も休まずきます。必要に応じて自宅で練習する場合もあります。
さらに、楽しく練習するために仲間を大事にするでしょう。
また、壁を越えていくために先生の助言に耳を傾けるでしょう。
そして、特別な時間を過ごさせてくれている保護者に感謝することでしょう。
1期毎に自由に決めてください
現在、各教室の広さに応じて1コマ当たりの人数を制限して授業を行っています。
空きがない時間帯も増えてきていますが、反対にガラガラの時間帯があることも事実で、有効に活用する方法を検討していました。
その結果として、これまでの選手コースと同じような「強化チーム」を作ってやる気のある生徒を集めることにしましたが、1期毎にいつでも始めていつでも辞めることができます。通常授業に空席があることと、それが日曜特訓の上限である14名を越えない限り募集し続けます。
さいごに
こんな時期に、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、こんな時期だからこそ、何かをやる必要があると感じています。
明るく元気だった子が、コロナ後に急に遠慮がちで喋らなくなっていました。小学校や周りの大人から注意を受けていて、しっかり気に留めているからこそと思いますが、真面目な子ほど心配になります。もう数ヶ月も経つというのに…
程度の差はあれど、どの子にも何かに抑えつけられた感覚は確実に存在しているでしょうし、それだけ繊細で良くも悪くも順応性の高い子どもたちが、無気力に(みえる状態で)淡々と事をこなしていくことに違和感すら覚えます。
ワクチンの完成は早くてあと1年後と言われています。しかし出来上がってしまえばインフルエンザのように常にウィルスが我々の周りにある状態でも、上手に付き合っていくようになることは容易に想像できます。しかし、元気にはしゃぐことを抑えつけられた状態が最低1年続き、そして活動を最低限にして自粛を促していくことを良しとしている世の中で、そろばん講師として何ができるかを考える日々です。
以前のように教室でたくさん練習できない状況下において、そろばんを上達させるには家庭での協力が不可欠な要素になりました。でも、小さいところから元に戻せる部分もあるかもしれません。
そんな感覚で、とにかく変化をつけるべくはじめる新しい取り組みです。
間違っている事もあるでしょうし、全体を見れば効果は薄いかもしれません。
それでも、いろいろな挑戦と失敗を繰り返しながら、良いところを拡げていきたいと思っています。
できないことができるようになっていく感覚こそ最高の楽しみであり、喜びであるはず。限られた練習時間でどこまでできるか。そんなテーマで選手コース再スタートです。