暗算に特化した指導で、静寂に包まれたスポコン系教室ではなく、メリハリがある楽しい雰囲気なのに、上手な生徒さんをたくさん排出してて、教室内でF1率が高く(=全生徒の底上げができている)、200点以上の率もエグくて(=高段位の生徒も多い)、全国大会の常連校(十段レベルがゴロゴロいる)。
ウチがお手本にしたいそんな教室なんて東北にあるわけ・・・あったーーー!秋田にあったーーー!
そんな訳で秋田県の「秋田あんざんアカデミー」さんの塾視察に行ってきました!
秋田県でも特に教育熱が高いと思われる地域(秋田大付属小そば)の秋田市保戸野原の町にある、定員20名ほどの決して大きくはない教室。
着いたときには既に生徒さんが練習を始めていたため写真は撮れませんでしたが、毎日更新される成績表や過去の十段合格者(2桁!!)、格言・名言の数々などがいたるところに貼られており、室内は独特な雰囲気を醸し出しています。
ウチの教室は暗算を重視した指導方針で進めていきますが、ここはもっともっと暗算に振り切っているようですね。ちょっと進みが早ければ初日から暗算指導が始まります。ほとんどの生徒は暗算からスタート。入室して席についたら数秒で「よーいはじめ」なんてこともあり、すごい勢いで問題を解いていきます。確かに暗算だったら指慣らしは必要ないかもね。
基本的には時間を計ってもらって、自分で採点。点数等を報告し、最高記録との比較をしてもらって、間違った問題をどんどん直していく。ある程度時間が経ったら2種類目。時間を計ってもらって・・・というサイクルで進みます。単純に見える中にも指導者の意図が反映されたメニューをそれぞれに与えていくので、子どもたちは意欲的に取り組んでいきます。
しかし、当日は7名の先生方でお邪魔したので、子どもたちにとっては異常事態。委縮させてしまって申し訳なかったですが、それでもやり取りの中から先生との信頼関係や楽しんでいる雰囲気を十分に感じ取ることができました。
上手な子は見惚れるほどの芸術的な動作で答えを書き込んでいきます。5桁×5桁、6桁×5桁、桁が増えても暗算でよどみなく解いていきます。6桁×6桁、7桁×6桁。ここまできてもまだ暗算で解き進めていく様子はちょっと感動すら覚えました。こんな小さな子が放つとてもなく大きな光は直接自分の目で見ると輝きが違いますね( *¯ O¯*)
期待以上、というと大変失礼になるかもしれませんが、実は私の考えるところや大事にしているところが近く、勝手に親近感を抱きました。完全にウチの超上位互換な訳です。私が頑張って教室をパワーアップし続けるとたぶんこんな感じになる。参考にならないはずがないじゃないか!ということで、必ずや教わったことを活かしてこれから自塾を盛り上げていきたいと思います。
当日は一日中お時間をいただいただけでなく、一緒の宿泊施設に泊まって夜遅くまでお付き合いいただきました。体調が優れなかったにも関わらずたくさんのお気遣いもいただきました。戸井田先生、大変お世話になりました。ありがとうございました┏○))シターーー
これから考えることややることが増えましたが、目的がはっきりしているとワクワクして楽しみで仕方ありません。まずはこんなブログなんか書いてないで作業を進めたいと思います。さぁ、がんばるかぁ୧(๑›◡‹ ๑)୨