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幼児の対応

最近は幼児の入塾者も増えてきました。これまでに残念ながら結果を出してあげられなかった子も何人かいて、試行錯誤が続いている最中です。
しかし、少なからず分かってきた事もあるのでそこについて2点ほど書いてみたいと思います。

幼児専用時間は✕
幼児は手がかかるので、しっかり見てあげるために少人数で小学生とは別の専用タイムを作ってやってみました。
結果、失敗です。小学生と一緒に練習している幼児の方が明らかに伸びます。理由は下記のようなことでしょうか。
①人数が少ないと甘えがでる
②競争心が生まれない
③自主性が育まれない

幼児でも憧れの気持ちは思っている以上に大きいように感じています。お兄さんお姉さんと同じことがしたい、近づきたい、そんな感情が練習する意欲を高めてくれているようです。
幼児だと習い事をすることがはじめてなので「おしゃべりしない」「立ち歩いちゃダメ」「人の邪魔をしない」そんな注意で終始してしまいがちですが、小学生がいると見て学ぶことで教室での立ち振る舞い方を勝手に覚えていってくれます。

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週1回は✕
幼児に限らず、週1回だけの練習ではそろばんで成果を出すことはできません。お母さんがしっかりお家で見てあげる必要があります。
教室に来る時間が短ければ短いほど指導者の影響力が下がるのは当然です(さらに仲良くなるのが遅くなるのでモチベーションも上がりづらくなります)。

必然的に保護者の頑張り次第、という状況になりますが、小学生より幼児の方が指導は大変。何度やっても上手に出来ない我が子にどうして良いか分からずイライラ。不安になるのは当たり前なんです。そろばん指導については素人なんですから。

実は大したことではない状況であることが大半です。こどもが小さければ小さいほど周りの環境に影響を受けやすいので、今日できないことが明日突然出来たりするし、その逆もよくあることです。

間違い方にも違いがあって、直さず放っておいて良いケースもあります。
直しって嫌な作業ですよね。それを必ず強制させられるとそろばん自体が嫌いになります。
大事なことだから、必要なことだから、そう言ってしまえば全部やらなくてはいけなくなり、いつかパンクします。

やはり、指導する側が取捨選択して無理のないように導いてあげなくてはいけません。

ですから週1回というのは、幼児にとってリスクがやたらと高くなります。
高学年ならば様々な問題をコントロールしやすいので少ない日数でも対応できますが、幼児はたくさん通って楽しくそろばんを弾いてほしいものです。

思ったより長くなったのでこの辺でまとめ
幼児ならではの教材や具体的な進め方なども工夫が必要ですが、一生懸命取り組んでいることに対して保護者が興味をもってくれること、これが一番効果があります。
お母さんの関心が下がれば、子どもにとっても頑張る対象から外れていきます。
幼児でも簡単な計算なら、そろばんを使わない「暗算」でできるようになるので、習い始めた頃を思い出していただき、驚いたり褒めたり喜んだり、プラスの感情を子どもにぶつけて貰えるとうれしいです。

年長さんのフラッシュ暗算。2人とも9級(1桁5口)です。よく出来る子を知っていると大したことがないと思うかもしれませんが、幼児に「9+7+3+5+4は?」って聞いて、すぐに「28」って答えられたら驚きますよね。もしかしたら皆さんより早く解答できているかもしれません。

実験、といえば聞こえは悪いですが、私は終わりのない改善だと思っています。特に幼児に対しては意識して改善し続けています。
私が一時期お世話になった教室では幼児でも段位に合格した子もいました。

子どもは可能性に満ちています。チャンスだと思った時は全力で取り組んでください。きっとこれからいろいろな発見をすると思いますので、また追記していきます。
※今回は✕しか書いてないので、次は○のことを書きたい(  ˋωˊ  )