お知らせ

理想的な取得(練習)級

プレテストの実施内容

5月末に「暗算」と「フラッシュ暗算」のプレテストを実施しました。

これまでの練習成果の確認と検定受験の際の参考にしてください。

理想的なバランス

検定試験は「そろばん」「あんざん」「フラッシュ」と3種類あるのですが、皆さんの進級具合はいかがでしょうか?

そろばんが一番進んでいますか?あんざんですか?

理想は フラッシュ > あんざん > そろばん です。

例をあげると、フラッシュ1級、あんざん2級、そろばん3級、のような進級バランスが最高です。

多少の差はあれど、このバランスが崩れている場合、どこかに問題がある場合があります。今は顕在化してきていないので問題視していないかもしれませんが、長期的にみてあまり良いこととは言えません。

せめて  フラッシュ = あんざん > そろばん にしたいものです。

特に注意すべきズレ

特にフラッシュ暗算の進みが悪い(あるいは止まっている)生徒は深刻です。珠算式暗算になっていない、筆算で誤魔化し計算をしている、などの根本的な原因があるかもしれませんし、練習の直しをしていない、暗算の時もズルをしている、などの日頃からの取り組みに問題がある可能性が高いです。

珠算や暗算が進んでいるからといって油断はできません。フラッシュは一番後回しにされがちな検定試験ではありますが、珠算式暗算の習得という点に限っていえば特に重視しなくてはいけないポイントなのです。

尚、ダメな生徒は普段から私に注意をされています。頭の中での処理とはいえ指をみていればある程度推察することはできますし、先生が近づくと顔を上げたり、後ろに立つと急に×ばかりになったり、何かと兆候はあって改善を要求されているのです。

家庭学習でもフラッシュ暗算は効果的

宿題をやりましょう!
そろばんのプリントをやりましょう!
あんざんのプリントをやりましょう!
アバカスサーキットをやりましょう!

そう、決められたことをしっかりやれたらいいのですが、取り組めない子は意外と多いものです。宿題ができないことを理由に週3コースを選択する方もいるくらいですから、克服しがたい問題だと言えるかもしれません。

そんな方にはぜひご家庭でフラッシュ暗算の練習をオススメします。

11級以下の基本的な問題(合成分解を含まない内容)をする場合は対応しているソフトは多くありませんが、10級以上であればどのようなソフトでも一定の効果はあります。

内容が完全に一致していなくてもいいのです。似たような問題をたくさんやることが大切。

そしてできるようになったら、少しずつレベルを上げていく。

最終的な練習の成果は教室で試してくださいね。

フラッシュ暗算で練習効果アップ

月8コマコースの方でも、週3フリーコースの方でも、フラッシュ(たし算のみの基本計算)ができるようになると、教室での練習効率もグッと高くなっていきます。

そう、普段の練習内容では基本計算のスピードアップ、正確性アップに費やす時間は少なくないのです。そこをショートカットして身に付けてしまえるのであれば、教室でやれることはとても多くなり、練習の楽しみもきっと増えていくことでしょう。

家庭では何も取り組めなさそう、と思っている方には、ちょっとの空き時間だけでもスマホを預けてトレーニングしていただくと違う世界が見えてくるかもしれませんよ(^・^)

確認してみよう

プレテストと一緒に配布している成績表では、現在の取得級(珠算と暗算とフラッシュ)と練習級(今回は暗算とフラッシュ)が確認できます。

どんなバランスになっていますか?

フラッシュ暗算は大丈夫ですか?

一気に直せなくても、意識をしていくことで少しずつ修正できます。

がんばりましょう!!