そろばん先生日誌

七県の感想等

暑い日が続きますね。

エアコンのない所にいるだけでじわじわ体力を奪われていくようですが、夕方の風が涼しく感じられるような気持ちの良い時間帯もあり、ゆっくり時が進んでいくのを楽しんだ夏休みでした。

また、この夏休み期間中には東北七県競技大会が行われました。

大会の配信をみていて思ったのは、準備の違いですね。覚悟の違いと言ってもいいでしょうか。

勝ちにいっている子は、1つの競技が終わるとすぐに次の競技への調整に入ります。具体的に言えば、総合競技が始まる前はプリントを計り、開始直前には指慣らしをして、その競技が終わるとすぐに次の準備。ヘッドホンを着けてスマホに録音した音声で読上の練習をしている。

始まる前のプリント練習くらいは取り組んでいた子が多かった様子ですが、ドキドキに勝てず集中し切れていない子を散見しました。

練習のようにうまくいかないのは当たり前です。ただし、その確率を少しでも上げようと最後の最後まで努力を惜しまなかった子に勝利の女神は微笑んでくれるのでしょう。そして、上手な子ほどそういった小さな努力すら大切にして継続している訳ですから、それを見て学び活かしていかなくてはいけませんね。

今回はエースからは2名(さとう珠算塾からも1名)の県代表選手を送り出し、東北各県の代表選手たちとその技を競い合いました。終始緊張した時間が続いて疲れたとは思いますが、その中でもきっと何か感じ取ってくれたことと思います。

Zoomを繋いでのリモート大会だったので、結果はすぐには出ないようで、明日の夜8時からYoutubeで発表になるようです。誰かは入賞してくれるだろうと期待して見守りましょう。

各個人の点数が発表になる(各塾の代表者に成績が配られる)のは更にその後になるので、気になる結果が分かるのはもう少し待たなければいけませんね。

大会というのは常に、勝てるのは少数でほとんどが負けてしまいます。

負けたら意味がない、と思う人は、自ら意味をなくしているだけです。

ここまでの過程に、そしてこれからの行動次第で、意味は変わっていくし、変えていけるのです。しっかり結果を受け止めて、また明日からの練習に活かしてがんばりましょう!

大きな挑戦をした皆さんの健闘讃え、今後のさらなる活躍を願っています。

今日からアバカスサーキットの本戦を行います。

それが終われば珠算練習をしっかりやって、プレテスト。月末には結果を配布します。

夏休みは時間がある分、計画的に取り組めば一気に力を伸ばせるチャンスです。7月に遊びすぎて予定が狂ってしまった人も、もう一度計画を立て直して再チャレンジするのに十分な時間が残されています。頑張ろうと思えた瞬間に動きましょう!

チャンスの神様に後ろ髪はありませんので、もじもじしている暇があったらすぐに手を伸ばして掴みましょう!でも神様も髪を引っ張られたら痛いはず!できれば余裕をもって手をつなぐことができたらお互いに幸せですね!準備は十分にしておきましょう!!