皆さん、塾報作っていますか?
毎月発行していますか?
コツコツ続けることは、そろばん学習にこそ必要な要素であり、我々指導者自身が日頃から意識して取り組む課題でもあります。
さぁ、発信しましょう。塾報のネタがなけくてもこんな簡単な形でもいいよ、という気持ちがラクになるお手本なのがこの「塾報転記シリーズ」です。
今回は24年9月号からの抜粋となります。
【第一歩の次は】
人生はよく山登りに例えられます。頂上まで行った人にしか見れない景色がある、今は人生の5合目だ、などはよく使われる文言です。
私の父が学生時代は山岳部だったためよく山の話をされましたし、また山にもよく連れて行ってもらいました。
富士山であろうが月山であろうが、大事なのはまず第一歩を踏み出すこと。そして次に大事なのは・・・そう、第二歩目を踏み出すことです。右足を出したら次は左足を出す。その繰り返し、同じ事の繰り返しで前へ進んでいくのです。
【明確な差は何か】
しかしこれだけでは散歩でも同じことです。明確な差は目標の有無です。
山に登ろうと決めた人だけ頂上にたどり着けます。スポーツでも、プロになりたい、金メダルを取りたい、と目標をもって努力した人がなれるのです。
そろばんも目標を持って取り組まないと、ただの散歩、気分転換・時間つぶしになりかねません。
【違いを生む目標の有無】
目標を持てば行動が変わります。行動が変われば思考が変わります。思考が変われば、なりたいあなたの姿にグッと近づいたことになります。
一つ注意したいのは、頭の中だけで「頭がよくなりたい」や「みんなからすごい人と思われたい」などと考えても全く意味がありません。具体的に「4級合格」→「一日15分そろばん」という目標の中で、実践、つまり行動することで「すごくなる方法」を知り、理想に少しずつ近づいていきます。また紙面の都合で詳しく書けませんが、期限を決めることも非常に重要です。期限を決めないとどれくらい努力すればいいのかが見えてきません。
【気づくこと】
どうやったら変われるか、良くなれるかというのは「自分で気が付くことができるかどうか」の一言に尽きます。
目標を持ってアンテナを張って行動している人にしかひろえない情報というものがあるのです。
親や先生や友達はきっかけに過ぎません。
自分の強い気持ちが自分をつくるのです。
あなたの歩幅はあなたが決めてください。