そろばんの先生の仕事はまだまだある
①連盟の仕事
もちろん各支部によって仕事の割り振りや実施する事業について異なる部分もあるでしょうが、実に多種多様な仕事があるということだけは分かってもらえると思います。
②大会の仕事
③講師という仕事
そろばんの先生として実績が出てくると、講習会の講師として呼ばれる場合があります。規模の大小はあれど、準備は予想以上に大変なものです。資料・原稿・スライドや動画を作成し、時間配分を考えて何度も読み直したりもします。資料のデータや内容に間違いがないかもチェックしますし、場合によっては見本も用意します。これもこだわればやることは尽きません。
また依頼があれば小学校でも授業を行います。事前に打ち合わせもしますし、3年生だけでなく4年生の授業も行う場合があります。私は1年に30時間程度やったことがありますが、2月・3月に集中するため当時は自分の教室にも影響が出るのではないかと思うほど大変でした。しかし、適度な時間で済むのであればこれほど貴重な勉強の場はありません。そろばんの先生は非常に狭く限られた世界でしか活動しない人が多いので、新しい環境へ飛び込む機会があるのであれば積極的に求めていくべきです。
④イベントの仕事
そろばん教室では様々なイベント行うことがあります。クリスマス会等のお楽しみ会の他、競技大会や遠足などの独自イベントを催すところもあるでしょう。
独自イベントですから自由にできる楽しさがある反面、土台がないので0から作り上げる必要があります。こだわればいろいろなスキルを身に付ける必要がありますし、勉強することもたくさんあるでしょう。
最後に
2回に亘ってそろばんの先生の仕事をみてきました。
私のような小さな教室の経営者でもこれだけあるのですから、相当な数の先生方がもっとたくさんの仕事をこなしていることになるでしょうか。
教室が大きくなれば外注して対応するようになるのかもしれませんが、その過程でこれまで挙げたような仕事をこなしていくことになります。
そろばんの先生の仕事って授業だけやっていると思っていませんでしたか?
意外に働いていてビックリしましたか?
普段は見えない部分が見えて楽しんでもらえたのなら幸いです。
さぁ、そろばんの先生をやるとたくさんの経験ができるよ!もっと楽しみつくそう!