そろばん先生日誌

笑顔が見れる

コロナが5類になったタイミングで、教室で協力をおねがいしていたマスクを解禁。

もちろん未だにマスクをしている子もいるけれど、していない子もチラホラ出てきて、これはこれでうれしい。表情がはっきり分かるって楽しいよね。

困っているな。集中しているな。喜んでいるな。マスク越しでは感じ取りづらかったことが分かりやすくなった。笑顔も新鮮で、今まで当たり前だったことがとても大切だったと気付かされる。コミュニケーションって言葉だけではなくて表情でも伝え合ったりするのだから、心を通わせるためにはマスクはない方がいい。

でも私はまだ怖いので、もう少しマスク生活を続けます(^^;

思い返せば、このコロナ期間中に近くのそろばん教室がいくつもなくなっていった。私よりも一回り以上若い先生も廃業してしまって残念に思ってはいたけれど、新しいスタートがうまくいくことを願うしかない。年配の先生方が多い業界でもあるので全体的に元気をなくしていった時期だと思うし、私自身も余裕がなくてどうにも応援してあげることができなかったことが悔やまれる。

誰も幸せになっていないこのコロナ騒動がようやく終わるのかと思うと安堵はするけれど、マイナスになった部分を取り戻すべくこれからも精一杯努力していかなくてはいけないね。先生方との交流がなくなった部分。遠慮がちだった生徒との距離感。中に集中していた意識を外に向けること。世の中が変わってきているのだから、それに合わせて少し意識を変えるだけで大きな変化になるだろう。

今週末は秋田に塾視察。またたくさん学んで子どもたちに還元していきたい。