そろばん先生日誌

来年もまた…

今日は全日本ユースの予選会にZoomで参加させていただきました。

全国各地の選手たちと一緒の会場にいる訳ではないですが、画面を通してでも同じ緊張感を味わいながら競技できたことはとても刺激になったことと思います。

この予選会には約500名の参加があったようですが、予選通過の点数をみても全国の壁がものすごく高いことが分かります。当校からは初めて1名の参加、勝手が分からないところもありましたが、本番では何種目か最高題数を記録してくれていましたし、うまくコントロールできなかったところも含めて、また1年かけて高みを目指すきっかけにしてもらいたいと願っています。

いつの日か本戦に参加して、大阪まで応援にいける時がくることを楽しみに。

明日からはアバカスサーキットの本戦、スピード競技本戦、試験で不合格だった人は追加練習、合格だった人は次の級の練習へと進んでいきます。大会長が今日の締めの挨拶の中で「できない時にいかに我慢して取り組んでいくか」ということの大切さを説かれていました。戦争ということにも触れながら「我慢」が足りていないことで生まれる悲劇についても語られていたのが印象的で、計算力に目がいきがちなそろばんですが、もっと大切な「人間力」を育むために日々の学習への取り組み方や、今回のような大会への向き合い方を再度考えさせられるような貴重な機会になったように思います。

たくさんの熱意がある場所で、たくさんの生徒たちが、たくさんの経験をしながら、これからも成長してくれることを願って、また明日から前向きな気持ちでがんばりましょう!