そろばん先生日誌

久しぶりに準備なくダラダラ書いてみる

新年を迎え、家族や親戚に挨拶をし、冬期講習会をやって、東北カップに参加し、正月にできなかった身の回りの整理整頓をしていたら、もう1月も終わりに近づいていてビックリしている今日この頃です。

少しずつ発信活動を再開していこうと思いますが、気合を入れすぎてもいけないので、雑談するくらいのゆったりとした気持ちでやっていこうかな。

まずは、LINEを「エース」と「さとう珠算塾」で分けることにしました。塾生の皆さん、ご協力いただきありがとうございました。いろいろと思うところあって、準備も兼ねて、ということになりますが、それについては慌てず急がず追々触れていこうかと。

宿題も少しずつ習慣になってきているでしょうか。泉崎教室では今月から延長学習が解禁になっていますので、いつでも長く練習することができるようになりました!でも「家庭で出来ない時は教室でガッツリやって帰りましょう」とは大きな声で言えないんですね。近隣の小学校でも罹患者が出ましたし、感染力が強いので本当に油断はできません。みんなドンと来いやー!となったタイミングで騒ぎ出したいと思います。今は知る人ぞ知るってことで。

今日は暗算段位の話でも少しだけしてみます。

高段位に合格できない理由の最も大きなものは「みとり暗算のスピード不足」です。ここはより力を入れて取り組んでいかなくてはいけません。

よくある練習に、問題をいくつかのパーツに分けて、部分ごとに取り組む方法があります。

暗算六段を目標にする子がいたので、生徒専用ページに問題を作ってアップしてあります。近い実力のある人は活用してください。

では取り組む目安をお知らせしておきます。

1列(1番~15番)1分30秒

2列(16番~26番)1分30秒

27番~29番はおまけ

特にできていない方を集中的にやっつけていこう!

 

 

問題を作るに当たっての備忘録も兼ねて文字数をカウントしておきます。数え間違っていたらごめんなさい。

1列は(15問)239字、2列は(14問)301字、3列は(11問)329字です。

尚、ひき算は1列38字(15.89%)、2列48字(15.94%)、3列48字(14.58%)とほぼ同程度なので、計算の遅延差は考慮しないものとします。

十段を目指す人は制限時間3分で全問解答する必要がありますから、以下のような計算で目安になるタイムを算出することができます。

1列:180秒(3分)×239字(1列の字数)÷869字(総字数)=49.50秒 ≒ 50秒

2列:180秒(3分)×301字(2列の字数)÷869字(総字数)=62.34秒 ≒ 1分

3列:180秒(3分)×239字(1列の字数)÷869字(総字数)=68.14秒 ≒ 1分10秒

あくまで飽きずに練習するための方法の1つとして活用すること。J1が5分で出来たら日商3級と同じだよね、と言っているのと同じように、似て非なるものです。アバカスサーキットだって10問毎に計ってあげれば集中力が保てて最高点が更新できる訳で、通常練習をしっかりやることが大前提ですね。

六段の時間目安は例にある十段と同じように算出できます。27番~29番が72字なので、16番~26番は301-72=229字です。1列180×239÷468と2列180×229÷468ですね。自分の目標段位に合わせて計算してみよう。

どこが出来ていて、どこが苦手なのか、問題点をはっきりさせることで練習の質が変わってきます。時間も短くなるので集中することや気持ちを切り替えることも容易です。1列毎でも大雑把で傾向が把握できない場合は、もっと細かく設定してもいいでしょう。

そんなことをどこかの先生が言っていたのを思い出して作っていました。青森だったかな。埼玉だったかな。まぁ、検定は今日から1週間の内に行うのでちょっとしたスパイス程度にしか活用できないと思うけど、検定が終わってからでも練習に使えると思うので印刷だけはしておいてほしいかな。ちなみにB4でちょうど良いフォントサイズです。

今週末は土曜も日曜も特訓があります。みんな練習に来てね!