そろばん先生日誌

1日は夜から始まる

習慣化のセオリーは「ちょっとずつ変えていく」こと。
無理は絶対に禁物。できないことよりもできることだけ積み重ねよう、です。

1時間早く起きたければ、最初は5分早く目覚ましを設定する。
次の日はさらに5分。次の日も5分早める。
12日後には目標の1時間の早起きを実現させる、こんな感じ。

これでも早すぎるくらいのペースかもしれませんね。毎日1分で2ヶ月かけて1時間早めるくらいでちょうど良いようにも思えます。

 

けれど私は「理想はこれだ!」と決めたらとりあえずやってみます。
無理でもなんでも試したい欲求に勝てません。ダメな大人です。

セオリーを無視するからには、相応の対応をしなくてはいけません。
その1つが「夜が一日のスタート」だというマインドを持つことです。

普通は朝起きたところから一日が始まり寝るときが終わり、という認識ですよね。
でも私は「夜を大切にすることで朝起きられる」ようになりました。
何十年も完全なる夜型だった私が、です。

 

気を付けるべき点は3つあります。

①寝る3時間前までに食事を終わらせる

②寝る2時間前までに飲むことをやめる

③寝る1時間前までにスマホ(テレビ)を消す

 

まずは寝る時間を決めましょう。(私は23時です)
それでは3時間前は何時ですか?(私の場合は20時になります)

そう、そこが スタートポイント!大事な一日の始まり です。

1日が終わる前に食事を終わらせましょう。
私は授業が夜7時20分までに終わりますから、簡単な片付けをして、豆腐やサラダだけの簡単な食事を取ります。そして「ごちそうさまでした」の一言で一日が終わります。それが夜8時。

そこから1時間は飲み物だけをOKにしています。ただし、アイスは口の中で飲み物になるからセーフ、というマイルールがあるのは内緒です。

夜10時にはスマホを手から放します。すると途端にヒマになり、時間を持て余すでしょう。このヒマな時間がチャンスです。ストレッチをしたり、本を読んだり、家族とゆっくり話したり、自然と良い行動になるものです。そう、スマホが全ての元凶。手離した先に理想の生活のヒントが出てくると思いますから、今後はそれを広げていければいいですね。

寝る前にはジャーナルを書きます。簡単な4行日記(GOOD・BAD・NEXT・DO)を書き、明日やることを箇条書きにしてまとめておきます。明日やることを書いておかないと、いざ始めよう!というタイミングで、手を止めてしまうことになります。朝起きて、みんなで「よーいドン」と一斉にスタートしたはずなのに、自分だけ準備体操だと足首を回して止まってしまっているようなものです。非常にもったいない。

一日のスタート、つまり夜の準備がしっかりできると、朝が起きられるようになりました。
始めよければ終わりよし。最初が肝心。つまりはこういうことなんですね。

皆さんも早起きをしたければ、夜の過ごし方を見直してみるといいかもしれませんよ!