仕事を優先しますか?プライベートを優先しますか?
そう言われたら、即答できる人はいるでしょうか。
時と場合による。そんな回答が多いように思います。
教室についたら真っ先にやること。
自分にとって、1番大切だと思うことをやるべきです。
仕事なのか、自己啓発なのか、勉強なのか、片付けなのか。
今、自分が大切にしていることを最優先にする。
それは仕事であれプライベートであれ、人生の充実感に直結します。
私はずーっとブログを書いていなかったことが気になっていて、昨日はブログは書きました。その前の日はプレテストの採点をし、その前は指導案を考えていて、その前は曲作りをしています。今日はプレテストの成績印刷と検定申込用紙の印刷・折込をしました。
自分がやりたいことを真っ先に取り組む、これは人生の幸福度が爆上がりします。
教室には早くて7時、遅くとも7時半には到着するので、昨日書いたジャーナルを眺めてやるべきことを確認し、TO DO リストには1つだけ☆マークがつけられているので、すぐに作業を開始します。9時を目安に切りの良いところで打ち切り、集中力が切れているような感覚があったりお腹が空いているような場合はコーヒーを淹れて気分転換します。
ちなみにコーヒー豆は奥さんが生豆で仕入れて焙煎してくれたものを使っています。焙煎して日が経っていないものはお湯をちょっとだけ注ぐと入道雲のようにモクモクと膨らみ、「オレは活きが良くて元気だぞー」と言わんばかりにプクプクと呼吸をしてくれます。限界まで膨らみ切った茶色い雲を押し込むようにクルクルとゆっくり時計回りに回転させながらお湯を注ぐことが、儀式のようでもあり、瞑想のようでもあり、とにかく落ち着く時間となって気持ちを切り替えてくれます。

その後の2時間はルーティンワークです。
採点、成績管理、プリント印刷、会計、掃除などなど、毎日やらなければならないことをこなしていきます。とにかく午前中のうちにほぼ全てを終わらせるつもりで取り掛かります。
今までは時間が無制限な感覚、そう、「とにかく終わるまで頑張ればいいんだよ」理論で取り組んできましたが、時間は有限な方がいいです。タイムリミットがあるおかげで集中力が高まり、結果としてこれまでより良いサイクルが構築できます。
午前中のうちにやりたいこともやらなければいけないことも全部終わらせる、この強い意識が幸福感を高めてくれます。学校の宿題を帰ってすぐに終わらせたことがありますか?夏休みの宿題を最初の数日で終わらせたことがありますか?その後に待っている自分の自由時間に対して、これほどの解放感を得る方法を私は知りません。
それの疑似体験が毎日できるんです。「今日はやるだけやった、後はリラックスして楽しめばいい」、そんな感覚です。
これは私のような自営業の、それも午前中を自由に使える人にしか応用できない気もしますが、毎日やらなければいけない「そろばんの練習」を朝一にやっつけてしまう、犬の散歩を済ませてしまう、ギターの練習をする、宿題以外の勉強に取り組む、なんてことはできると思います。
ましてや、そろばんの練習は15分くらい、最短で5分程度だって効果があります。毎日がんばりたいことを朝一でやろうとしてみる、という姿勢が大切ですね。

こんな感じで11時過ぎくらいまで作業して、12時に家に着くように歩いて帰宅します。
午前は基本的に何も食べません。身体を使う仕事ではない人や、成長期の子どもでない限りはそんなにカロリーを使うこともないし、そんなにカロリーを取る必要もないと考えています。それに、現代人は消化吸収に体力を使い過ぎている、という説は個人的には共感できます。江戸時代までは1日2食が当たり前、人類史でみれば1日1食や食べられないことだって当たり前、と思えばむしろ自然なのかもとも思います。
といっても、どうしてもお腹が空いて集中できないときは食べますよ。フルーツだったりヨーグルトだったり、時にはプロテイン飲んだり。まぁ、私は変わり者の部類に入りますのでこの辺は真似をする必要など全くないのですが、先入観を取っ払って新しい考えや習慣に触れてみるのも面白いのではないでしょうか。皆さんの可能性は無限大!ということで、変人認定を覚悟で書いてみました。ちょっとでも参考になれば嬉しいです。