そろばん先生日誌

エースカップ終了

本日、大きなトラブルもなく、無事に「エースカップ」を終えることができました。 参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

今回は初めて「長町南コミュニティ・センター」を会場として利用させていただきました。この思い出の場所で、一つの区切りとなるイベントを開催できたことは、非常に感慨深いものがあります。

空いた時間はすべてこの大会の準備に費やしてきましたが、それでも至らない点が多くあったのではないかと反省しております。

実は、最初の挨拶でいろいろとお伝えしたいことを考えていたのですが、「直前で長々と喋っても選手の邪魔になってしまうな」と思い、短く終わらせました。けれど、終わっても尚みんなに伝えたい想いがあったのでここに書いておきたいと思います。

大会が始まる前、皆さんが気にしていたのは「今日の結果」ではないでしょうか。 「いつも通りの点数が取れるかな」「1位になれるかな」「入賞できるかな」「〇〇くんに勝てるかな」――そんなことを考えていませんでしたか?

逆に、今はどうでしょうか。 「自分の記録が伸びたかどうか」よりも「入賞できたかどうか」だけに意識が向いていませんか?

競技大会というのは、大半の人が負けを経験するゲームです。そのため、結果だけにフォーカスを当ててしまうと、本来の目的がぼやけてしまいます。

指導者の目線から事実を端的に伝えるならば、

「参加する前から、全員がすでに一定以上の結果を出している!」

ということです。

人生はよく旅に例えられます。大切なのは「どの方向に向かっているか」であり、そこに正解・不正解はありません。西が正解の人もいれば、東が正解の人もいる。進む方向は自分で決めていいですし、途中で方向転換したって構いません。だって旅なのですから。

塾だよりでも書きましたが、本当に大切なことは、

「前に進んでいるか」あるいは「前に進もうとしているか」

ということです。

今回参加してくれた生徒たちは、大会に申し込みをし、本番に向けて練習を重ね、いつもとは異なる環境の中で、今日という特別な挑戦をやり遂げました。

そう、今回のために全員が『向かうべき方向を決めて、確実に歩みを進めた』のです。これこそが、みんなが残した「素晴らしい結果」ではないでしょうか。

点数や順位は、現在地を示した羅針盤に過ぎません。 「今はこの辺りにいるんだな」「あの時より進んでいて、目標の場所の手前にいるんだな」と、自分の現在地を知る機会。それこそが、今日の競技大会の役割です。

だから、今できることを精一杯やれたのなら、それで100点満点です。
もっと遠くに行きたくなったら走ればいいし、休みたくなったらベンチに腰を下ろしましょう。
私はそんな気持ちを込めて、この大会を開催しました。みんなが少しでも楽しんで今日という日を過ごしてくれたのなら、これほどうれしいことはありません。

エースカップは、私とゆかり先生が一番気持ちを込めて準備している行事です。それだけに、参加してくれたみんなには感謝の気持ちでいっぱいです。私たちの想いがすべて伝わっているわけではないかもしれませんが、みんなが応援する気持ちを持って、あの場にいてくれたのだと感じています。本当にありがとうございます。

今回は多くの皆様にサポートしていただき、どうにか形にすることができました。ただし、準備は2人だけで行っているためどうしても限界があり、やりたいことはたくさんあっても、あのような小規模な開催になってしまいます。それでもよろしければ、ぜひまた参加してください。

次はハロウィンの時期に、また元気にお会いできるのを楽しみにしています!