7月になりましたね。既に朝から暑くて、8月が怖くなります。
長期休みで「夏」が一番長いのは、暑すぎて著しく活動量が下がる時期だから強制的に休ませるタイミングなのかなーなんて思わなくもないです。
そろばん教室でも夏はグダグダ。そりゃそうです。同じように過ごしていても使用する体力量が桁違い。ダルくもなるし、眠くもなるし、ボーっとしてしまう。
そんなことも理由の1つですが、今年はそろばん教室で1ヶ月の夏休み期間を設けることにしました。収入が1ヶ月なくなる!これは個人的にはちょっとした事件レベルです。
それでも、子どもたちにとっては日常から離れて自分と向き合うために大量の時間を投下できるのが夏休みなのかなとも思います。やりたかったことを好きなだけ突き詰める。普段会えない人に会いに行く。普段行けないところに行く。寝たいだけ寝る。遊びたいだけ遊ぶ。少しだけ制限が緩くなって、自由を感じ、自分の可能性がちょっとだけ見えてくるのが夏休み。(やりたいことが‟そろばん”だったらゴメンナサイ)
それに大人にとっての夏休みもあっていいかなと思うようにもなりました。身体のあちこちの異常と共に、ミッドライフクライシスの訪れを感じるようになり、本当に空白期間が必要かもしれないし(そうじゃないかもしれないけれど)体験してみなければ判断不明、ということで「やってみよー」ということに。

1ヶ月、長いようですが、元々7月に夏休みを3日間、8月にお盆休みを1週間設けていましたし、夏休み最初の1週間は夏期講習会を行うので、実質的には普段よりも2週間長くなったに過ぎません。7/31~8/1は秋田での東北大会に参加しますが、その他の予定は今のところ全く立てておらず、直観頼りの行動になりそうです。
長い休みの間に練習不足を心配される生徒さんもいらっしゃるかと思いますが、冒頭で述べたように夏休み期間は練習効率が非常に下がりやすいですし、何よりも心理的に「休みなのに、こんなにクソ暑いのに、宿題も終わってないのに、なんで練習しなきゃいけないんだよー」という後ろ向きなマインドになる子も少なからずいる訳です。
『しっかり休む、その代わりに再開したらがんばろう!』、または『時間のある今がチャンス!みんなに追いつけ追い越せ!』というように、保護者の気持ち次第でどうにでもなる期間でもありますから、捉え方次第と言えなくもありません。
それでも不安な場合は夏期講習会を利用してもらえれば、最大30時間(2.5時間×12)という十分な練習量をこなすことができますし、『教室で練習しなくていいんだから、その分は毎日10分の宿題をやるように』という今まで習慣にできなかった事を習得する理由にしても良いかもしれませんね。

そうそう、今回から検定試験についても大きな決断をしました。6月の検定で不合格だった生徒は自動で7月検定にエントリー(受験料は全額教室負担)という斬新か暴挙か分からない応援制度が始めたのです。元々生徒たちに還元する金額はだいたい決めてあって、その中でお楽しみ会や番号抽選会、宝くじ、アメ交換券、表彰等の様々なやり方でお返ししてきたつもりですが、利用率が高い上に重要性も考慮した場合、再受験を応援する!という結論に至りました。不合格は私の指導力不足ということでもありますし、チャンスが2回あることは子どもたちにとってメリットだらけです。
ということで、7月の予定は、再受験組は検定練習(※検定期間は7/17~23)、それ以外は珠算練習、または、計算スキルコンテストの練習になります。また、プチイベントとして、チーム戦によるアバカスボール・みとり算対決を行います。お楽しみにー♪