そろばん

宿題の取り組み方②~やるかやらないか~

教室では『家庭学習』という言い方にしていますが、該当する人はやらないと上達できないので『宿題』という必要不可欠な練習と捉えてもらった方が良いでしょう。

該当する人の目安は月に12時間以下しか練習できない人です。

ウチの教室では毎月10日発信号のLINEで前月分の練習時間(10時間以上)を発表しているので誰でも確認することができます。

 

では宿題はどのように取り組んでいくべきか。ベストな方法はズバリこれ!

宿題はやらない

宿題はやらない方がいいです。

はぁ、何いってんの ( ̄∩ ̄# って思いましたよね。

私もこんなスカされ方をしたら怒りますよ。おちょくってんじゃねーーって感じです。

でもちょっと冷静に考えてみてください。宿題ってやらないでいいならそれが一番じゃないですか?

環境整備 ~教室でできる限り完結させる~

ウチの教室(エース)は基本として平日3日(火・水・金)から2日を選んで通ってもらっています(サテライトとして月・木は別教室を開けています)。でも前回書いた『そろばんは最低週3時間やらないと上達できない!』ということを考えると完全に練習不足です。

それではやはり宿題をやる必要があるのだろう、ということになりそうですが、子どもたちは学校から毎日宿題が出る上に、他に学習系や音楽系の習い事をしていれば家庭での学習(トレーニング)が必要な場合も多く、アレもコレもやらなければいけないのは本人も保護者も大変ですよね。

 

だから教室だけで完結させる練習環境を整えられるならそれが1番良くないですか?

 

ウチでは練習不足を補うべく第1・第3土曜日に『2時間30分の特訓』を行ってきました。

こちらサイドとしては『これで最低限の練習量を確保できるだろう』と思ってはいたのですが…

全員は出席できない

そう、土曜日はイベントが多い上に保護者も休みでお出かけすることもあるでしょう。さらにスポーツ系の習い事は週末を全部持っていかれますのでなかなか出席できません。

月に2回しかないチャンスをどちらかでも逃せばやはり練習不足になるというジレンマに。

 

チャンスを2倍・3倍に

土曜がダメなら日曜日!ということで、今月から第1・第3日曜日に行っていた特訓(有料)を条件を満たした人はタダで来ていいよ!ということにしてみました。(※今月は計算技能連盟検定申込者)

これで午前2時間30分、午後2時間30分、1日で最大5時間の練習時間を確保できる。

月に2回の練習不足解消のチャンスを2倍の4回に増やしました。午前・午後とやるので実質3倍です。

 

さぁ受け入れ態勢は万全じゃい!どんと来いや!Щ(`д´Щ)

ということで、土日特訓に休まず参加すれば1ヶ月で15時間練習できます。

 

ん?これは・・・

もうこれだけで十分な練習時間を確保できているや~んヽ(*´▽)ノ

 

 

 

 

あとは 来るのが大変か、宿題が大変か という選択になるだけです。もちろん普通に平日の練習を週2日60分ずつに30分ずつ延長練習をやることで月12時間はギリギリ到達するのですが、実は同じ練習量でも土日の方が上達します(これはどっかで書いた気がするので理由は割愛します)。

それに宿題は取り組む上で難しいことも多く、集中できないとか嫌いになるとか悪い癖がつくとか理由はいくらでもあげられますが(これも長くなるので割愛します)、全員にオススメする方法ではありません。

どちらかといえば、教室に頑張って通う方をオススメします。

それでも教室での練習時間を確保できないときは

ならば仕方ないです。宿題をしましょう。技能を上達させ、暗算力や集中力など高い能力を身に付けるためにそろばんを習っている(習わせている)のですから、何かを諦めて時間を確保してください。

では具体的にどのような取り組み方をすれば良いかを書いていきたいと思いますが、少々長くなりすぎました。続きは次回へ。

 

まとめ

・週3日の人は(休まなければ)十分な練習ができてるね!

・週2日の人は延長練習で補おう!

・延長練習が難しい人は週末特訓や夏期講習等で一気に上達すべし!

・通える時間数が限られた人は、うん、やっぱり宿題やろ!