そろばん

土日練習の必要性

今月から泉崎教室で土日特訓(隔週)をはじめました。

3級くらいまでは(そこそこの練習時間を確保できれば)ほとんど到達できますが、それ以上になると急に進級スピードが鈍ります。
練習への取り組み方を変えずに継続した場合、2級合格から1級合格まで1年かかったりするわけですから、当然何かしらの対策をしなくてはいけないわけです。
自宅練習をはじめようか、教室での練習時間を長くしてみようか、などと考えてはみるものの、なかなかうまくいかないものです。

これまで様々な教室を見たり、一流と言われる先生方に話を聞いてきましたが、長時間しっかり弾き込む機会を多く作ってあげていて、そこに大きな差を生む要素があるのだろうと感じていました。
そう感じているならやってみればいいじゃないか! ということで「やってみよう!」となったわけです。

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今回はかけ算の正確性桁幅アップ、見取暗算のスピードアップ、というテーマに沿った問題を用意しました。

かけ算に関しては無理に桁幅を上げずに、1つ手前のレベルをやりまくった方が攻略が早い、と思います。
サーキットのF1でいえば、41番以降(4桁×4桁)が上手くできない子は手前の4桁×3桁を集中的に取り組んでもらい、スピード・正確性を少しでも高めた方が近道です。
具体的にといっても難しいですが、福島遠征での練習を見る限り1分10題が基準でいいかな、と思っています。
桁別問題で鍛えたら、サーキットの問題を1番からやって該当部分のタイムが1分で終わっているかを確認したりしました。
2日間で目に見えて安定感が増したので、もう少し続けてやらせようかな。

見取暗算は検定問題を一列目のみのプリント、二列目のみのプリントと、問題を切り離して作成し、タイムを計測してもらいました。これだけでそれぞれに感じるものがあったようで、意外に効果的なんです。

解答も書きながら次を見る(計算する)ために口数の短い問題で繰り返し練習。名人は答えを書く時に手元を見ない、という話を聞いて、常に答えを書き続ける技も身に付けられるかな?という挑戦です。

こんな感じで土日は何か目的をもって練習をさせてあげたいなぁと考えていますし、1人でも希望者がいれば実施する予定です。どんどん参加してね。

昨日は羽生選手のパレードがあったのですが、それを我慢して午前も午後も練習した生徒は偉い!
何かの成功は何かの犠牲の上でしか成り立ちません。そろばんを選んでくれた子には全力応援。頑張りましょう( ̄0 ̄)/