ついに、禁断の果実に手を出してしまった。
今月(先月実施分)からは「宿題の提出枚数を全員分開示する」ということにしました。
できるだけふんわりとやるように仕向けたかったのですが、1ヶ月の提出枚数の0枚が多いこと多いこと(´;ω;`)
さらし者という表現が的確かどうかは分からないけれど、やはり苦手な部分を指摘されて傷付く人もいるだろうから劇薬には違いない。だがしかーし、現状維持で時間が延々と過ぎていく状況を見過ごせません。会津藩士ではありませんが「ならぬことはならぬ」のです。
月8コマコースの人は宿題が必須です。これは入塾案内にもホームページにも書いてあるし、体験時や入学時にも説明しています。やらなきゃダメなんです。
残念ながら当教室は「ゆっくりでもいい、のんびりでもいい、あなたのペースでじっくり進めましょう」という教室ではありません。
1ヶ月にたった8時間だけの練習では高度な計算力とそれに見合った精神性は身に付きません。せっかく時間をかけてお金を払ってそろばん教室に通ってくれているのですから、『習って良かった!役立った!』と思ってもらえる程度までは全員を連れていきたいのです。
けれど思うように進められていない生徒も少なからず在籍しています。悔しいし申し訳ない。だから禁断の果実に手を出しても、意識を、現状を、今よりも変化させたいのです。
みんな宿題が大嫌いです。そりゃそうです、自分の自由な時間を奪われるのですから怒る気持ちも分かります。だけど、考えてみてください。ゲームを好きなだけやってレベルを上げて装備を整えてアイテムを増やして操作技術を極めても、ゲームを取り上げられた自分が世の中で勝負するときに何が残りますか?その残ったもので勝負しなきゃいけない時、あなたは幸せや充実感を感じられるでしょうか。
あんまり難しいことは書いても仕方ありません。子どもたちが見ることはないでしょうから。けれど、たった1人であっても保護者に伝わればその子は救われる。「今を生きる」って素敵な言葉ですが、好きなことを好きなだけやっていいという意味ではないですし、今取り組んでいることが将来に繋がることを理解した上で、勉強して、練習して、運動して、ゲームしてください。
保護者が宿題をやってるかどうかを把握していない場合もあると思います。とにかく保護者に現状を知ってもらって、少しずつでも改善してもらうきっかけになればと思っています。
最初は痛みや苦しみも伴うでしょうが、家庭学習習慣は早く身に付けておくべきスキルです。スキル(技術)なので工夫と努力で誰でも習得し伸ばすことができます。まずは毎日1問からでも。頑張ってください。
週3フリーコースの方についても全員分の練習時間を集計しています。パソコン頼み(通し忘れ等による増減が含まれる)ですが、参考になると思います。どちらも15日号に添付しますので今しばらくお待ちください。
尚、宿題をやらない生徒に対してはポイントを減点していましたが、今後は「アメ交換を制限する」というルールにしました。授業中はしっかり頑張ってくれている訳ですから、ポイント交換会くらいは楽しんでもらいたいですし、正直言えばアメ交換も良くないなぁと感じてはいます。各家庭のルールもあるでしょうし虫歯等のリスクも当然あります。せめてもの抵抗として1日2つまでという条件を追加しました。あとは子ども達に直接ご指導いただければ幸いです。
ちなみに、アメ交換券は特定の条件を達成すると配布されたり、ポイント交換会でポイントと交換することができます。また、アメを食べてはいけない人もいるので「12枚集めるとゴールドカードと交換」できるルールも追加しています。アメ玉を推奨しない家庭ではゴールドカードと交換するように仕向けてください。
今回のように小さく発信していても限界があるので、少しずつ内容をまとめていこうとしているところです。新しいことを始める前に現状を把握させろよ!という声が聞こえてきそうなので鋭意努力していきます。
尚、本日が日本計算技能連盟検定とハロウィンカップの申込締切日となっています。ハロウィンカップは自塾主催なので多少遅れても対応できますが、検定に関しては限度があります。特に来週月曜日は祝日でお休みですから、お早めにご連絡ください。